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陽光都市開発 「ビジネスホテルファンド」組成 函館五稜郭タワー隣のホテルを取得

2007.10.15 17:45

 陽光都市開発(横浜市西区)は「ビジネスファンド」の組成を開始した。
 同ファンドは、今年8月に運営開始された、防音設備付きマンション特化ファンド「アコースティックマンションファンド」に続く第二号不動産ファンドである。
 取得物件は北海道函館市の「ホテルウィングインターナショナル函館」。JR「函館」駅より車両使用で10分、函館空港より同じく15分、市電「五稜郭公園前」駅より徒歩5分の距離で、平成18年の竣工だ。鉄筋コンクリート造地上10階建ての規模で、客室110室を備える。
同社は同ホテルが函館五稜郭タワーに隣接していることから、観光・ビジネス双方のマーケット需要が期待できると評価する。
運営実績を積むため、リスク軽減を考え、信託受益権は子会社のGFインベスターワンにて取得した。
 なお同ホテルの運営は「ホテルウィングインターナショナル」グループを運営するフォーブス(東京都千代田区)に委託した。両社は業務提携を行い、同社は自社ブランドである投資用マンション「グリフィン・グリフォーネシリーズ」の購入者・入居者約6000名に対し、ホテルおよびレストラン利用時の特別サービスを提供し顧客満足度の向上を図る。

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