週刊ビル経営・今週の注目記事

毎週月曜日更新

アイディーユー/アジア航測 PCから物件周囲を360°確認 車両走行により映像データを取得駅施設など起点の走行体験も可能

2007.10.15 17:47

 アイディーユー(大阪市北区)とアジア航測(東京都新宿区)は、共同開発した「ロケーションビュー」の一般サービスを開始した。
 「ロケーションビュー」は、街並みを撮影した全周囲画像に、デジタルデータ化した位置情報を付与した映像コンテンツ。鉄道駅より1㎞圏内の、車両が進入可能な道路をほぼ全て走行し、データを蓄積している。
 一般的な3Dマップや衛星画像・航空写真と異なり、歩行者の目線に近い視点から、360°あらゆる方向の映像を再生できる点が特徴だ。
住所、郵便番号、施設名による位置検索の他、ルート検索機能を使用しての走行体験も可能。 一部の道路では昼夜双方の撮影を行っており、2画面を同時に表示して見比べることもできるハイブリッドマップの機能と連動したニュースや、お勧めスポットなどの情報も提供。また今後は、街並みを背景として文字や画像を表示することにより、新たな情報メディアにもなる。
今回のリリースは東京23区内のみだが、映像データの撮影は大阪市、名古屋市などにおいて終了しており、順次公開していく予定だ。1年後に全国の政令指定都市の公開を目標としている。




週刊不動産経営編集部  YouTube