週刊ビル経営・今週の注目記事

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不動産業界往来

2007.10.01 17:41

■グローバンス、特化型私募ファンド運用開始
　グローバンス（東京都千代田区）は、関西圏特化型の「関西ファンド４号」、中部圏特化型の「マルハチファンド４号」の運用を開始した。地元企業の協力を得て組成したもの。資産規模は前者が国内年金基金のエクイティ出資を受けて約１０６億円、後者が約４５億円。オフィス・商業ビル、賃貸マンションを組み入れている。

■サンケイビル、港区のビル取得
　サンケイビル（東京都千代田区）は、あすか製薬（東京都港区）より、土地建物を取得した。物件所在地は港区港南二丁目。土地面積４９８．４７㎡、延床面積５０．２５㎡の規模で、ＪＲ「品川」駅より徒歩６分の距離だ。帳簿価格１００万円に対し、取得価格は４９億２２００万円であった。引渡しは１１月の予定。

■長谷工コーポレーション、吹田市の物件取得
　長谷工コーポレーション（東京都港区）は、紀州製紙（東京都中央区）より土地建物を取得した。物件は吹田市南吹田の土地２万９１１５．６２㎡と建物設備で、現在は紀州製紙の子会社が寮などとして利用しているものだ。

■アットホーム、モバイルサービス開始
　アットホーム（東京都大田区）は、１０月１日より、モバイルサービスの一環として「新築マンションａｔｈｏｍｅ」、またＮＴＴドコモのｉチャネル内に「部屋探ｃｈ」を開設する。

■オリックス不動産、愛知県犬山市の土地取得
　オリックス不動産（東京都港区）は、サンウエーブ工業（東京都千代田区）より、愛知県犬山市の土地１万９５０８㎡を取得する。現在はサンウエーブが物流拠点として活用しており、同社が建物を撤去後に譲渡するもの。帳簿価格２４億９５００万円に対し、取得価格は２７億円であった。

■オリエンタル産業、地域特化型事業を開始
　オリエンタル産業（川崎市高津区）は、東急東横線「綱島」駅周辺エリアに商圏を絞った不動産賃貸仲介業・管理業を開始する。店舗名は「つなしま賃貸マーケット」。ウェブを介して細かな情報を集約することで、効率的なサービスを提供するとのこと。

■リージャス、１３店目のサービスオフィス開設
　リージャス（本社イギリス）は、１１月１日、有楽町駅前第１地区再開発事業による複合商業施設「イトシア」（東京都千代田区）内１２階に、サービスオフィス「リージャス有楽町センター」を開設する。１４２９㎡のワンフロアに、２２７のワークステーションと会議室４部屋を備える。

■ＴＫＰ、銀座に貸会議室オープン
　ティーケーピー（東京都中央区）は、中央区銀座六丁目のビルネット館に「ＴＫＰ銀座ビジネスセンター」をオープンする。同ビル内４フロアにおいて、延床面積９７０．４８㎡、全１０会議室、定員数計７１１名の規模で展開。

■プロパスト、本社移転
　プロパストは、１１月１２日付で本社を移転する。新本社所在地は、千代田区霞が関三丁目２－１霞が関コモンゲート西館３２階。