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<新事業展開 寺田倉庫>トランクルーム利用した生活支援ページ 多彩なメニュー揃え利用促進城東地区中心に空室物件募集
2007.10.01 17:45
個人向けトランクルームのパイオニアである寺田倉庫(東京都品川区)では、自社ホームページ上でトランクルームを活用したライフスタイルを提案するコンテンツ「まあ、ちゃんと。」を開設した。
ここ2・3年、トランクルームやレンタル収納スペースの開設件数は急増している。中でも同社の顧客は引越しや家財保管等のニーズが高く、それに付随した利用を促進することが狙いだ。
ホームページ上で会員登録(無料)を行うと、整理収納アドバイザー、インテリアアドバイザーなどから直接アドバイスが受けられ、加えて生活支援情報を入手できる。
「当社は、トランクルームとセルフストレージ(レンタル収納スペースサービス)の2形態運営しています。その中でも、専用ダンボールに本やDVDを詰めて送るだけの『ほんパック』や、洋服を専用のボックスに入れて保管する『はんがーパック』、1本からでもお預かりできる『ワインセラー』など、トランクルームの利用方法をイメージしやすい多彩なメニューを用意しています。今回のメニューも、より身近に利用してもらうためにトランクルームを利用した生活のノウハウをご提案するという趣旨のものです」(小池氏)
小口の荷物もウェブ上から集荷や発送が可能。「いずれは携帯からも利用できるようにしたい」(小池氏)とのことだ。
同社では自社物件とサブリース物件を利用し、トランクルーム等のサービスを提供しているが、賃貸上での強みはデッドスペースを利用できることだ。
「オフィス、マンション、商業施設などのデッドスペースにも設置が可能です。現在は、城南地区を中心に空室物件情報を募集しています」(小池氏)