週刊ビル経営・今週の注目記事

毎週月曜日更新

三井不動産 「ニッタビル」9月20日オープン 銀座八丁目の都心型商業施設 12店舗で「大人の空間」を提供

2007.08.06 14:34

 三井不動産(東京都中央区)は、中央区銀座八丁目において開発中の商業施設の名称を「ニッタビル」とし、開業日を9月20日と決定した。
 同施設の開発は、昭和5年竣工の「新田ビル」の建て替え事業である。同社は事業主のニッタ(大阪市浪速区)から、開発計画の立案・推進サポート、テナント営業などのマネジメント業務を受託しており、竣工後はニッタの利用部分を除き一括で賃借・転貸、また運営・管理を行う。
 銀座八丁目のコリドー通り沿いの約790㎡の敷地面積に、地上10階地下2階建て、延床面積約7536㎡のビルを建設する。外観は旧「新田ビル」の外装やアーチ窓を再現するなど、クラシカルなデザインが継承されている。一方2階以上は、ガラスのカーテンウォールを採用し、未来への時代の変化を表している。
 店舗面積は約3288㎡で、「背伸びをせずに楽しめる大人の空間の提供」をコンセプトに、12の飲食店舗を誘致した。主な入居店舗は欧州料理店「アントワープシックス」、イタリアンカフェレストラン「リゴレットキッチン」、生演奏が楽しめるライブレストラン「KENTOS’」などである。




週刊不動産経営編集部  YouTube