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東京都都市整備局 北新宿地区1街区の特定建築者を募集 地上167mの事務所棟と住宅棟を開発
2007.07.02 15:42
東京都都市整備局は、「北新宿地区1街区(1‐1棟及び1-2棟)」の特定建築者を募集する。エントリーは7月10日必着で、建築計画図書などの提出は8月24日までだ。
同地区は、新宿副都心の北西部、都市計画道路の放射第6号線と青梅街道(放射第24号線)の交差部に位置する約4・7haの区域。今回の募集は保留床で構成される特定施設建築物(1-1棟・住宅)と、権利床及び保留床で構成される特定施設建築物(1―2棟・店舗、事務所)を一括で行なう特定建築者となる。
1―1棟の敷地は4800㎡で、建物は、平均地盤面より65m以下、延床面積2万9550〜3万6110㎡、専有面積1万9000㎡の住宅とする。
1-2棟はCFT造、地上35階地下2階、高さ167m、延床面積9万4611㎡、用途は事務所・店舗・駐車場だ。保留床部分に相当する敷地共有持分割合は1-1棟が100%、1-2棟が98・9176145%。権利床はオフィス1区画となっている。保留床部分に相当する敷地の共有持分の予定価格は642億5000万円である。また、各棟においては11棟78億3000万円、12棟564億2000万円以上が条件だ。
特建事業者は今年9月に決定し、来年度には着工、平成23年の工事完了を目指すことになる。