週刊ビル経営・今週の注目記事
毎週月曜日更新
不動産業界往来
2007.06.25 17:07
■INAX銀座ショールームがオープン
INAX(愛知県常滑市)は、7月2日、素材・技術・情報の集積スポット「INAX:GINZA(イナックスギンザ)(」東京都中央区京橋3―6―18)をオープンする。厳選したバス・トイレやタイル素材の展示をはじめ、ユニバーサルデザインの検証スペースやイベント会場なども設ける。なお、同社では首都圏全域で地域密着型のショールーム整備も推進している。
■サイボー、埼栄不動産を「その他の関連会社」に
サイボー(埼玉県川口市)は、議決権の15%超を保有していた埼栄不動産の飯塚武彦代表取締役社長と飯塚元一代表取締役専務がサイボー取締役兼任することになるため、「その他の関連会社」となることを発表した。なお、埼栄不動産は、商業ビル賃貸、倉庫、駐車場賃貸、ボウリング場・バッティングセンター経営を手掛けている。
■CREが住空間情報発信スペースを出店
コマーシャル・アールイー(東京都中央区)の子会社であるCREレジデンシャルは、福岡市中央区渡辺通り4―1―36「BiVi福岡」6階に、賃貸斡旋業界としては国内最大級となる約800坪の住空間情報発信スペース「ドッとあーるTOWN」を出店する。物件の情報および経験・実績が豊富な人員を集めると共に、「暮らし」のイメージを膨らませるインテリアモデルルームを多数設置。オープンは7月1日の予定だ。
■六本木ヒルズで今年もドライミストが稼働
昨夏から六本木ヒルズに導入された省エネルギー型の外気冷却システム「ドライミスト」の自動制御運転がスタートした。噴霧開始条件は気温27.5℃以上、湿度70%未満、風速4m/s未満、降雨なしである。「ドライミスト」は、ベタツキを感じないほどの超微細な水滴(ミスト)をノズルから噴霧し、その水滴の気化熱によって森の涼しさと同様の効果が得られる装置だ。
■ゼクス、ペット施設など運営する子会社を譲渡
ゼクス(東京都千代田区)は、グループの事業再構築の一環として連結子会社でペット施設など運営するゼクスペットコミュニティ(東京都多摩市)の所有株式を、エスケイケイ(茨城県常総市)に譲渡する。同社の平成18年5月期の売上高は5億4788万7000円で、経常利益は▲1億5446万円となっていた。株式譲渡に伴い、平成19年5月期連結決算において、12億500万円を特別損失として計上する予定で、本取引における連結純利益への影響額は▲5億8900万円となる。
■三井不動産販売、海外資産コンシェルジュデスク開設
三井不動産販売(東京都新宿区)は、ミッドタウンタワー7階(港区赤坂9―7―1)のリアルプランサロン内に海外不動産に関する相談窓口「海外資産コンシェルジュデスク」を開設した。第一弾としてハワイの不動産情報を無料で提供し、その後ニューヨーク、オーストラリア、ロサンゼルスなどサービスエリアの拡張を予定している。