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東京急行電鉄 「中央林間東急スクエア」オープン 「生活密着型」のSCに

2018.04.02 16:37

 東急田園都市線、小田急江ノ島線合わせて1日の乗降客数が18万人を数える「中央林間」駅。「西の玄関口」と捉える東京急行電鉄は3月28日「中央林間東急スクエア」をオープン。より地域のニーズに即したテナントを誘致し「生活密着型」SCを目指す。
 東京急行電鉄(東京都渋谷区)は先月28日、リニューアルした「中央林間東急スクエア」をオープンした。地上3階、地下1階建て。1階から3階まで、35店舗の商業施設が入居する。延床面積は、2万2094㎡。屋上などには駐車場を配している。
 「無印良品」や、「カルディコーヒーファーム」などの人気のあるテナントが新たに加わった。また2年前に先行して開業している、同社の駅ビル「etomo(エトモ)」と2階のデッキでつながっている。さらに今回、3階の一部に大和市の公共施設もテナントとして入居。市民課の窓口や子育て支援施設、図書館などにより「生活密着型」のSCに生まれ変わった。なお大和市の公共施設に関しては、4月からのオープンとなる。
 1984年4月に田園都市線の「中央林間」駅は、同沿線の「つきみ野」駅より延伸。翌年1985年4月に3階建てのスーパー「中央林間とうきゅう」が開業した。同駅は田園都市線の終着駅。小田急江ノ島線と合わせて1日15万人の乗降がある。東急電鉄も西の玄関口という位置づけとなるターミナル駅だと考えている。
 また33年間営業していた「中央林間とうきゅう」を「中央林間東急スクエア」として刷新。広い商圏を目指すよりも、地元にマッチした店舗づくりということで同ブランドに変更。「中央林間東急スクエア」で合計8店舗となった。




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