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ドコー 3671平米を緑化植物で文字を表示国内最大級の屋上緑化工事に着手 

2007.05.28 10:36

 ドコー(東京都千代田区)は、4月15日、キスケ(愛媛県松山市)が運営する大型レジャー施設「キスケBOX」の屋上緑化工事に着手した。
 JR松山駅前に立地する地上3階建ての同施設において、屋上全体の約3分の2にあたる3671㎡の緑化を予定しており、完成すれば、建物1棟あたりの緑化面積としては国内最大級の規模となる。
 採用されたのは、同社の緑化システム「グリーンベールCV」。屋上に設置したマットにセダム属の植物を植栽することにより、建物室内の空調消費電力の削減、屋上・屋根の保護による耐久性の向上、遮音効果による騒音の軽減などを実現する。異なる植物品種を植栽し、そのコントラストによってロゴやマークを表現することも可能で、今回は、屋上中央に社名ロゴ「キスケ」の文字を表す。
 セダム属の植物は耐寒性、耐乾性を備えており、水分や肥料をさほど必要としないため、メンテナンスも容易だ。
 工事完了は今年7月末を予定し、総工事費は1億円となる。緑化によって年間約1200万円の冷暖房費節減を見込む。




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