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住友商事/ほか 千里中央地区再整備事業」が本格始動 地上50階タワーマンション他 商業施設や歩行デッキなど整備
2007.05.07 17:33
住友商事を代表とする事業グループ(阪急電鉄、阪急不動産、オリックス不動産、西大阪地所、ミキシング、ヤマダ電機)は、大阪府豊中市の千里中央地区で開発中の「千里中央地区再整備事業」を本年度より本格始動する。
「千里中央地区再整備事業」は、大阪府、豊中市および財団法人大阪府千里センター(現財団法人大阪府タウン管理財団)が千里ニュータウン内にある千里中央駅周辺に保有していた約5・2haの資産を、民間活力導入により、事業コンペで選定された民間事業者が一体的に再整備を実施するもの。同社グループは、本事業を千里ニュータウン再生のシンボル的プロジェクトと位置づけ、平成22年度の完成を目指し建設を進めている。
施設構成は、1.大型商業施設(既存改修)「せんちゅうパル」2.文化施設(新規)「豊中市千里文化センター」3.住宅・商業複合施設(新規)「ザ・千里タワー」/「(仮称)千里中央サウスタワー」4.大型商業施設(新規)「(仮称)LABI千里中央」(ヤマダ電機)5.医療福祉施設(新規)「(仮称)SHIPSENRIBLDG。」6.駐車場(増築)「千里中央第1立体駐車場」7.駐車場(増築)「千里中央第2立体駐車場」8.駐車場・商業複合施設(新規)「千里中央第3立体駐車場」。
ランドマークの「ザ・千里タワー」は地上50階のタワーマンションとなり、今夏以降に販売開始を予定。新設する全施設を歩行者デッキでつなぐなど整備を進めていく。