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<不動産事業の新形態>ビジョンデザイン 空室待ちが出る家具付オフィスを運営
2007.04.23 11:03
ビジョンデザインは、3月28日に新日鉄都市開発が開業した「オークプラザ」(千代田区淡路町)のデザインを担当した。同ビルの家具付オフィス部分「ビジョンセンター秋葉原」はグループ企業のビジョンオフィスが管理運営を行っている。
現在、同オフィスは内装相談中の案件も含めると満室であり、既に空室待ちが出ているとのことだ。
「レンタルオフィスのテナントは基本的に短期間で移動します。しかし、マッチングさえうまくいけば、原状回復と引渡しも通常3日ほどで終わるため、空室待ちのテナントを確保し、稼働率を高めるのが運営のポイントです」と両社の代表を務める上原一徳氏は言う。
ビジョンオフィスが管理運営している神田駅前のレンタルオフィス内では、増員などの成長に伴い、小ブースから中・大ブースへとビル内移転する法人が多いという。住所が変わらないというメリットがあるためだ。オークプラザでも同様のことが起こるのではないかと期待しているという。
同氏は、人が交流する場を提供し次の世代を育てることが、会社をブランド化すると考えているため、社内に教育事業企画準備室を発足。オークプラザには、宿泊施設と貸会議室が併設されていることから、合宿まで取り入れたビジネススクールをプロデュースしていきたいという。