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アーバンコーポレイション カレッジモールやタワーマンションなど開発 広島大学本部跡地の事業予定者に選考

2007.04.23 11:08

 アーバンコーポレイション(広島市中区)は、広島市と広島大学が共同で主催する広島大学本部跡地「ひろしまの『知の拠点』再生プロジェクト」の事業予定者に選考された。今後の本決定を受けてプロジェクトに取り掛かる。
 広島大学本部跡地(広島市中区東千田町1丁目)は、広島都心部に残された数少ない大規模未利用地(約4・7ha)。同社は、広島の教育の中心として栄えた歴史などを踏まえ、「知の拠点」の形成に寄与する事業計画を提案した。敷地面積は4万6814・96で、施設は、各種専門学校や研究施設を誘致する「カレッジモール棟」、国際大学院、社会人再教育センター及びそれらの付帯施設を設置する「国際人材育成センター棟」、国際的な初等・中等教育機関を誘致し、国際交流の場として活用する「旧理学部1号館」、スーパーマーケット、総合メディアショップ、フィットネスクラブを誘致する予定の「商業施設」、分譲住宅約530戸、賃貸住宅約200戸を建設する「住宅棟(3棟)」で構成される。
 総事業費は約360億円で、構成員として新産業文化創出研究所、松波計画事務所、坂倉建築研究所、日本設計が参加している。




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