週刊ビル経営・今週の注目記事

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不動産業界往来

2007.04.16 11:42

■紹介物件の「匿名Q&Aサービス」開始
 ファーストロジック(東京都港区)は、「収益物件・不動産投資の逆オークションサイト『楽待』」上で、不動産投資家と不動産会社との間で物件に関する質疑応答を匿名で行える「匿名Q&A」サービスを開始した。このサービスでは、質問をした本人だけでなく、物件提案を受けた投資家全員で「掲示板」のように質疑応答の内容を共有することができる。また、物件を売却する際に複数の不動産会社に一括で査定依頼が可能な「物件の一括査定」機能など複数の新機能を追加した。

■サンシティ、静岡の不動産会社地建を子会社化
 サンシティ(仙台市青葉区)は、静岡県沼津市に本社を置き、東海、甲信越、北陸において分譲マンション事業を主力事業として不動産販売業を行なう地建を100%子会社化する。地建の平成19年12月期の売上高予想は133億4500万円、経常利益は13億8500万円だ。営業エリアは重複がなく、北は青森から静岡、甲信越、北陸までをサンシティグループが事業展開していることから、連続して地域をカバーすることができる。

■陽光都市開発、サンオータスと業務提携
 投資用マンションの企画・販売を行う陽光都市開発(横浜市西区)は、石油製品の販売およびレンタカー事業を手掛けるサンオータス(横浜市港北区)と、マンションレンタカーサービスに関する業務提携契約を締結した。陽光都市開発は投資用マンション「グリフィン・グリフォーネシリーズ」の企画・販売を、横浜・川崎エリアを中心としたドミナント戦略で供給している。一方、サンオータスは神奈川県内に55拠点を有しており、レンタカー事業、サービスステーション事業などを展開している。今回の業務提携により、業界に先駆けてマンションレンタカーサービスを導入することで、顧客サービスおよび賃貸稼働率の向上を期待する。

■アパマン、駐車場の管理台数が増加
 アパマンショップホールディングス(東京都中央区)は、パレックスを子会社化したことによって、パレックス子会社のストップパーキングの駐車場管理台数が増加し、前期末の2493台から3152台に増えたことを発表した。

■デジタルガレージ、不動産広告大手創芸を子会社化
 デジタルガレージ(東京都渋谷区)は、不動産広告大手の創芸(東京都中央区)を100%子会社とする。グループ内マッシュアップの第一弾として、カカクコム(東京都文京区)と共同で、新築分譲マンションの情報を集約した新たなウェブサイト「マンション選びのソムリエmansionDB(マンションディービー)」を開設する。




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