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阪急電鉄 河原町駅前に商業ビル開発 ブックファーストなど物販・飲食店舗が出店
2007.04.09 16:12
阪急電鉄(大阪市北区)は、阪急京都線のターミナル「河原町」駅に直結した商業ビル「(仮称)河原町駅前阪急ビル」を建設する。
同ビルの高さは約40mで、S造、地上9階地下1階の規模となる。敷地面積は約640㎡、延床面積4400㎡だ。同社の直営書店「ブックファースト」(3階〜6階)の他、ワールドが運営するアパレル、ファッション雑貨、コスメを中心とした物販店「ビシェス・オペーク」(1〜2階)、関西発出店の和食ダイニングバー「響」、パスタレストラン「鎌倉パスタ」、デザートバイキング「スイーツパラダイス」、カフェなどの飲食店が入居する。9階部分は駐輪場になる予定だ。
また、同ビルの地下1階部分は、阪急「河原町」駅の構内エレベーターと、ビル内に設置するエレベーターにより結ばれ、河原町駅ホームおよび改札口と地上、さらにビル内部へのバリアフリー化が図られ、より円滑な移動が可能になるという。
設計・監理は浅井謙建築研究所(大阪市北区)が手掛け、建築工事を戸田建設(東京都中央区)、設備工事を阪電工(大阪市北区)が受注している総。事業費は約50億円で、今年10月竣工・オープンの予定だ。