週刊ビル経営・今週の注目記事
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不動産業界往来
2007.03.12 17:03
■サンケイビル、管理子会社を再編
サンケイビルグループ(東京都千代田区)は、ビル管理事業の経営効率化と収益力向上を図るため「サンケイビルマネジメント」(代表取締役社長手塚朋明氏)を新設。PM業務を開始する。清掃業務を中心に手掛けるサンケイビルクリーンサービスは、業務をメンテナンス全般に拡大するにあたって商号を「サンケイビルメンテナンスサービス」に変更し、本店所在地を大阪から東京へ変更する。また、グループ間での業務重複を避けるため、同社のビル管理事業に係わるマネジメント業務や営業業務をサンケイビルマネジメントへ譲渡する。
■住友不動産販売、銀座に仲介店舗出店
住友不動産販売(東京都新宿区)は、3月1日、東京都中央区銀座8―9―16長崎センタービルに、銀座営業センターを開設した。今回の出店により直営仲介店舗は全国231店舗となった。
■エスグラントとファンドクリエが提携
デザイナーズワンルームマンションデベロッパーのエスグラントコーポレーション(東京都目黒区)は、独立系インベストメントバンクのファンドクリエーション(東京都港区)と不動産事業に関する情報交換などについて業務提携する。不動産の仕入れおよび開発に関する共同事業への取り組みや月2回の定例会議を行い、今後はエスグラントが開発した物件をファンドクリエが組成する不動産ファンドなどに売却することを視野に入れる。
■CBRE、関連3会社の社名およびロゴ変更
シービー・リチャードエリス(東京都港区・CBRE)は、4月1日より、関連3社の社名ならびにロゴを変更する。生駒ティービーエムは、「シービー・リチャードエリス・アセットサービス(CBRE・AS)」に、生駒シービー・リチャードエリス・コーポレイトサービスは、「シービー・リチャードエリス・シーエス(CBRE・CS)」に、生駒データサービスシステムは社名の変更は無く、ロゴのみの変更となる。
■エイベックス、本社ビルの信託受益権を取得
エイベックス(東京都港区)は、南青山3―5―2に位置する「エイベックスビル」(本社ビル)の信託受益権を大手町建物100%子会社の東泉興産(東京都港区)から82億円で取得した。既に同ビルの土地、建物の一部を所有していたが、信託受益権取得によって実質的な所有割合は100%となる。
■スターツプロシード、温泉の源泉利用権も対象
スターツプロシード投資法人が資産運用を委託するスターツアセットマネジメント投信(東京都中央区)は、金融庁への手続きを行い、温泉の源泉を利用する権利等を運用の対象となる資産の種類に追加した。