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東京建物 ブリリア新物件に災害時対応シャワールーム等導入 プロパンガスや雨水の利用で災害時のライフラインを確保

2007.03.05 17:26

 東京建物(東京都中央区)は「ブリリア関町北」において、地震などの災害対応の新設備「災害時対応トイレと災害時対応シャワールーム(防災備蓄倉庫)」を導入する。
 この設備は、災害時に断水したケースを想定し、最低限のライフラインを確保すべく貯水した雨水を利用するトイレやシャワールーム(お湯の使用も可)を1階共用部に設置し、いざというときの衛生環境を保つ。シャワールームはプロパンガスを常備し、災害時もガス発電機により発電し使用可能となるほか、防災備蓄倉庫も兼ねている。
 同社では、建物耐震性能の確保など、ハード面の対策をはじめ、ソフト面においても「非常時持出缶」(緊急避難セット)や「防災マニュアル」などを「ブリリア」物件に導入している。




週刊不動産経営編集部  YouTube