週刊ビル経営・今週の注目記事

毎週月曜日更新

小学館 神保町に芸人の”孵化するたまご”ビル 映画・お笑いの複合施設開発

2007.02.26 10:53

 古書街で有名な東京・神田神保町1丁目に、映像・ライブエンタテインメントの発信基地となる「神保町シアタービル」が建設されている。
 事業主は小学館(東京都千代田区)で、吉本興業(大阪市中央区)と共同で事業を進める。地下に完全デジタル対応の映画館「神保町シアター」、2階に番組制作・スタジオ機能を持つライブエンタテインメント劇場「神保町花月」の2つのホールを有するビルを計画し、4階から上のフロアーには、ダウンタウンをはじめ最近ではオリエンタルラジオなど数々のお笑いスターを輩出した「NSC(吉本総合芸能学院)」の東京校が同時に開校する予定だ。
 外観は、若手芸人を育成するイメージに合わせてか、”孵化するたまご”をイメージ。319・28㎡の敷地に、地上6階地下2階、延床面積1445・95㎡の施設を開発している。
 設計は日建設計で、施工は鹿島。今年夏の竣工を目指す。




週刊不動産経営編集部  YouTube