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「GLP ALFALINK 尼崎」開発へ 「大阪」駅から9kmの立地に延床37万㎡
2022.06.20 12:02
日本GLP(東京都港区)は、兵庫県尼崎市で総延床面積約37万㎡の大規模多機能型物流施設「GLP ALFALINK 尼崎」の開発を行う。
「ALFALINK」ブランドの第5弾で、古河電気工業(東京都千代田区)の工場跡地に物流施設2棟を建設し、共用棟を含む複合施設を一体的に開発する。2023年11月より順次着工、2026年6月に全棟竣工を予定しており、投資総額は約1000億円。
立地は「大阪」駅まで直線距離で9km、国道43号経由で大阪都心部へ約30分、阪神高速「尼崎西」ICまで約300mと、関西全域への広域配送の物流拠点として好適地。さらに、阪神電鉄本線「尼崎センタープール前」駅から徒歩7分に位置し、路線バスの停留所も近い。住宅エリアからも至近で、雇用確保の面でも恵まれている。
駅方面からの動線として敷地内に広場空間を整備し、災害時には避難場所としての機能も担う。共用施設には、レストラン、ワーキング・交流・イベント機能、ウェルネス促進機能、託児所、カフェなどを設置予定。フットサルコートの設置や、隣接するサイクリングロードとの接続も計画している。