週刊ビル経営・今週の注目記事

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不動産業界往来

2007.01.15 17:23

■内幸町２丁目の飯野ビル建て替えを検討
　飯野海運（東京都千代田区）は保有する「飯野ビル」（千代田区内幸町２丁目）の建て替え計画の策定に着手する。飯野ビルは昭和３５年の竣工で、機能面で高度化されたオフィスニーズに対応できないことが建て替えの理由。省エネ、防災、セキュリティ面に優れた建て替え計画の策定を目指す。

■住友不動産、サブリース賃料減額訴訟で和解
　住友不動産（東京都新宿区）が一括賃借しているヨコソーレインボータワー（港区海岸３－９）の賃貸人横浜倉庫との間で、かねてよりサブリース賃料減額確認訴訟が係争中であったが、昨年１２月２７日に和解が成立した。東京高等裁判所の和解案に基づき、平成８年８月分以降の住友不動産が横浜倉庫に支払う賃料を、過去および将来にわたり減額し、これに伴い、支払済み賃料との精算額に相当する精算金１６億４２００万円を住友不動産が横浜倉庫に支払うことになった。

■ＴＸと丹青社が商業施設開発・運営で提携
　丹青社（東京都台東区）は、このたび、つくばエクスプレス（首都圏新都市鉄道）と提携し、同沿線の商業施設の開発から運営管理まで一貫したサービスを提供する専門子会社・ティーアンドティーを設立した。丹青グループでは、つくばエクスプレス開業以来、首都圏新都市の商業施設「ＴＸアベニュー八潮」、「同守谷」の企画立案、テナント誘致、内装監理、運営管理等の業務を行ってきた。同線の流山おおたかの森駅に新たな商業施設を開発するに当たり、これまで培ってきたノウハウを活かし、開発コンサルから開業後の運営管理まで一貫したサービスを一元的に提供する。

■スピークが渋谷区神宮前に本社移転
　スピークは東京都渋谷区神宮前１－２１－１原宿ＧＲＥＥＮＬＡＮＤ３Ｆに、２月１日付けで移転する。同社はリノベーション物件およびリノベーション可能な賃貸不動産を紹介するウェブサイト「東京Ｒ不動産」を運営する企業。設計・デザイン機能も内包している。今年からはリーシング機能もより強化していく方針だ。

■総和地所、２月９日ジャスダックに上場
　マンションデベロッパーの総和地所（東京都渋谷区）は、２月９日、ジャスダック市場に上場する。同社では、不動産販売事業、不動産管理事業の更なる業務発展と、不動産関連事業への新たな展開を計り、より丁寧なもの造りを目指していく方針だ。