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三井不動産 銀座3丁目で「Mプロジェクト」着工 マスミューチュアル生命銀座ビル跡地にファッション店等入居する商業施設開発
2007.01.15 17:33
三井不動産(東京都中央区)は、SPC「ジースリーデベロップメント有限会社」を通じてマスミューチュアル生命銀座ビル跡地(銀座3-2-16)で進めている都心型商業施設「(仮称)Mプロジェクト」を今月11日に着工した。
計画地は外堀通りと松屋通りの交差する角地にあり、周辺には「プランタン銀座」などの既存商業施設の集積に加え、今年秋には有楽町駅前に「丸井」が開業するなど複数の商業ビル計画が進行している。
新ビルは地下2階地上11階建、延床面積約6974㎡で、店舗面積は約5000㎡。立地を活かして幅広い年代に受け入れられるファッションアパレル店、飲食店、サービス店などの誘致を予定している。設計施工を清水建設が担当し、平成20年春の開業を目指す。
なお、三井不動産では銀座エリアを重点拠点としており、これまでも「銀座並木通りビル」をはじめ「交詢ビルディング」、「ZOE銀座」を開発してきた。また、現在も「(仮称)Gプロジェクト」(銀座2丁目)、「(仮称)ニッタ東京ビル」(銀座8丁目)の開発も推進しており、引き続き銀座エリアにおいて積極的な事業展開を進めていく方針だ。