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デジタルグリッド 再エネ・脱炭素にも対応 高圧の電力契約新規受付を継続
2022.07.04 11:03
デジタルグリッド(東京都港区)は法人との特別高圧・高圧電力契約の新規受付を継続する。
エネルギー価格の高騰等に伴って大手電力会社から新電力の小売り電気事業者などの契約低俗が一時停止されている。これにより「最終保障供給」件数が増加。経済産業省によると前年同月比で約30倍に急増している。
同社は保有電源と需要家をつなぐ民間電力取引所「デジタルグリッドプラットフォーム」を運営する。再エネ電源などの多種多様な電源と電力需要を、AI発電予測技術などを活用したP2P取引でマッチングする。最終保障供給の料金は価格改定が検討されており、現在の料金から値上げとなる見込み。プラットフォームを通して改正後の最終保障供給料金を下回る価格での供給を行っていく。
RE100などに対応した再生可能エネルギーメニューも引き続き提供し、脱炭素ニーズにも応えていく。