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カーテンウォールを3Dプリンターで「出力」Polyuseと高橋カーテンウォール工業が共同研究

2022.07.04 11:08

　建設用３Ｄプリンターの開発などを行うＰｏｌｙｕｓｅ（東京都港区）は、高橋カーテンウォール工業（東京都中央区）と共同研究を開始した。高層ビルの外壁等で使用するカーテンウォールを３Ｄプリンターで造形し、施工の実現を目指す。
　既に両社では複数回の製作実験を実施しており、高橋カーテンウォール工業が作成した３次元ＣＡＤデータに基づき建設用３Ｄプリンタによる造形検証を実施している。
　３Ｄプリンターを活用することで、効率的かつ低コストな商材開発や、商材の開発から提供までのタイムスパンの圧倒的な短縮、一台の生産ラインで多様な商材を作成することによる商品ラインナップの大幅な拡充などが実現可能。ＰＣカーテンウォールの価値向上も見込むことができるという。
　両社では将来の生産システムの自動化にとっても建設用３Ｄプリンターが果たす役割は非常に大きいとし、将来的に建設業界や顧客に寄与するため、共同研究を開始したという。