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牛島市街地再開発組合 地下歩道名はルーセントアベニュー 歩行者に快適で楽しい空間を提供

2006.12.18 16:08

 牛島市街地再開発組合(組合員・名古屋鉄道、中部電力、トヨタ自動車、住友生命、大成建設、個人1名)は、「名古屋ルーセントタワー」の商業・オフィスサポート施設のオープン日を1月26日に決定した。
 同ビルは、名古屋駅徒歩5分に位置する、地上40階・地下3階建て、延床面積11万5200㎡の大規模複合ビル。地下1階~地上2階と40階の一部が飲食・物販店舗、3階がクリニック・ヘルスケアフロア、16階がビジネスサポートフロア、4階~40階がオフィスフロアという施設構成となっており、賃貸可能面積は名古屋地区最大級の7万9000㎡を誇る。
 グランドオープン日決定に併せ、名古屋駅から同ビルまで整備する全長約290mの地下歩道の名称を「ルーセントアベニュー」に決定。「ルーセントアベニュー」は、「都市・草原・森・空・海」など9ゾーンで設定されており、歩道中間広場のガラス屋根では、光の空間が演出されるなど、歩行者は快適で楽しい空間を体験することができる。
 今回、同再開発においては、地下歩道のほか、広場。エントランスホール・サンクンガーデンに計7つのパブリックアート作品が設置されている。この検討にあたっては、六本木防衛庁跡地再開発「東京ミッドタウン」に代表される大規模再開発物件のアートディレクション実績を持つ美術評論家で学習院大学教授の清水敏男氏がアートコンサルタントとして参画した。
 なお、「ルーセントアベニュー」については、グランドオープンに先駆け、1月10日に開通させる予定だ。




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