不動産トピックス

ビル業界ミニトピックス

2018.03.12 11:43

■デジタル機器用の近距離無線通信規格の1つである「Bluetooth」。現代ではスマートフォンやデジタルオーディオプレーヤーなど、幅広いジャンルで活用の場を広げている。この「Bluetooth」の普及促進を目指す団体として活動しているのが「Bluetooth Special Interest Group(Bluetooth SIG)」である。この団体でアジア太平洋地域の責任者を務めるカイ・レン氏は、商業施設における「Bluetooth」の活用例について次のように話す。
 「私は現在、中国・上海に在住しています。現地にある家具・インテリアの大型店『イケア』では、店内の照明設備と『Bluetooth』を連動させています。例えば私が入店し、スマートフォンで専用のアプリから欲しい商品のイメージを入力すると、その情報を店内の照明器具同士が『Bluetooth』を介して共有し、欲しい商品の売場まで案内してくれるのです」
 日本ではオーディオスピーカーと連動した電球が販売されているなど、国内でも「Bluetooth」を活用した商品展開が徐々に広まりつつある。将来、我々が買い物で訪れた先でも、スマホ1つあれば欲しい商品を探す手間が省ける時代が来るのかもしれない。


■高円寺でゲストハウスを営む、僕の(東京都)。代表取締役社長の安井涼恭氏は前職で務めていた会社において、代表の秘書を務めていたという。もともと本社採用だった同氏。「採用当時は代表の秘書になるという話はなかった」というが、「鶴の一声」で採用だ。なぜそのようなことになったのか。「ある時、代表が会社に来たことがありました。クセでポケットのなかに入っている小銭をじゃらじゃらといじっていました。そこから1円玉が落ちたので、拾って渡したことで代表から目をかけてもらえたようです」。互いに理系ということもあり、採用面接当初から話は盛り上がったともいうが、ささいな行動が意外な結果に結びつく一例と言えよう。

■東京都府中市を中心に事業用建物や居住用物件を所有する蔭山(東京都府中市)。蔭山直和氏は「今後も物件を積極的に買い進めていきたい」と話す。かつて、物件選定のなかで京王線「聖蹟桜ヶ丘」駅近くのエリアにも注目していたという。「ただし駅周辺には売りに出ている物件がほとんどなくて、少し離れたところの物件しかなかった」とのこと。多摩丘陵を開発したエリアになるため、坂道も多い。居住エリアとして駅前以外は、少々不便と言わざるを得ないか!?

■清瀬に立地する「Cat Casa清瀬」の105号室で内見ができるようになった。同部屋は猫との共生物件。賃貸仲介サイトに掲載する物件写真の撮影のため、オーナーである水野直子氏が飼い猫を連れてきたが、素人目にもわかるくらいのおびえぶり。「猫は自分のテリトリーで生きる習慣があって、知らない場所に連れてこられると不安になる」のだとか。ずっと鳴き声をあげる猫を見て水野氏は「お家に帰りたいと言ってるようです」と翻訳してくれた。




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