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興和不動産 竹橋のオフィスビル2棟取得 双方の敷地の一体開発を目指す
2006.12.04 17:38
興和不動産(東京都港区)は、港区海岸1丁目所在のオフィスビル2棟(藤田観光本社ビル・竹芝ビル)を同和興産および永倉精麦から取得した。双方の敷地の一体利用による開発事業を推進していく。
藤田観光本社ビルは、既に空ビルの状態で、建築仮囲いがなされ、解体工事の看板が掲示されている。昭和49年10月竣工の竹芝ビルもテナント退去が進根でいるようだ。2棟合わせた用地の地積は3793・76㎡(1147・61坪)で、容積率は400%。開発計画は現在構想中だが、総合設計制度などを利用した高層オフィスビルや分譲・賃貸マンションなどの複合開発が予測される。
当該敷地は、様々な展示会などに使用される東京産業貿易開館の向かいにあり、JR山手線「浜松町」駅徒歩6分、「羽田空港」までは東京モノレール利用で23分と、交通至便でありながら、高層階からは緑豊かな浜離宮や竹芝浅橋、湾岸地域が一望できる恵まれた立地環境にある。