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東池袋で大規模再開発が始動 2026年度の竣工に向け市街地再開発組合が設立

2022.07.11 10:28

 東京都は、東池袋一丁目地区市街地再開発組合の設立を認可した。都では、土地の合理的かつ健全な高度利用と都市機能の更新を行うとともに、東京の国際競争力の強化、駅周辺エリアの回遊性向上及び地域の防災性向上や環境負荷低減を図るとしている。
 事業名称は「東池袋一丁目地区第一種市街地再開発事業」。地区面積は約1・5ha。延床面積約15万5000㎡、地上33階地下3階のビルを建設し、事務所、イベントホール、文化体験施設、駐車場等とする予定。
 敷地内広場や歩道状空地、池袋駅前公園から連続したプロムナード空間、周辺道路なども整備し、より安全で快適な歩行者ネットワークを形成。地上2階の一部には防災備蓄倉庫を整備。イベントホール、エントランスは災害時の帰宅困難者受け入れスペースとして利用できる。
 総事業費は約1044億円。竣工は2026年度の予定。




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