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リストグループ マニラでのホテル・不動産開発に参画
2018.03.12 12:02
リストグループ(横浜市中区)は、フィリピン共和国内のボラカイ島におけるリゾート開発及びマニラ首都圏の不動産開発への参画を発表した。
2017年10月には同国のドゥテルテ大統領との都市開発プロジェクトの調印式を執り行い、積極的に開発投資を行っていくことを発表。同企画に参画する日系企業はリストグループのみであり、2018年度中に販売を開始する予定だ。この他にも、マニラ首都圏中心や空港からほど近いモンティンルパではアッパークラス向け分譲タウンハウス開発への投資を予定している。
同社グループは、「東南アジアで不動産物件の開発に携わるのは今回が初めての試みです。2020年、ASEAN上位中間所得層以上の人口は約30%に達します。さらに中国の人口予測では、富裕層は1億8000万人となり、アジアは次世代の富裕層・中間所得層マーケットとして非常に有望な地域です。そのため、リストグループは日本・ハワイ・アジアで、世界にアクセスできるグローバルネットワークと地域密着スタイルを活かした『グローカル総合不動産企業』として、仲介・販売、開発・分譲、投資、ファンド各種マネジメント等の不動産事業を展開し、国内外での投資機会を求める投資家及びパートナーに対し、『価値ある不動産』を提供していく」としている。