週刊ビル経営・今週の注目記事

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不動産業界往来

2006.11.06 16:11

■森ビル子会社がJ-REIT上場へ
 10月30日、森ビル(東京都港区)の100%子会社である森ビル・インベストメント(東京都港区)が運用を行う「森ヒルズリート投資法人」が、東京証券取引所不動産投資信託証券市場への上場について承認を得た。同投資法人は、森ビルがサポートを行う初の投資法人。森ビルが大規模再開発に冠する名称である「ヒルズ」プロジェクトに象徴される、東京都心のプレミアム物件をコアとした都市型ポートフォリオを構築する。

■ダヴィンチ、レジデンシャル・リート分野参入
 ダヴィンチ・アドバイザーズは、ジャパン・シングルレジデンス・アセットマネジメントの発行済株式総数の20%にあたる1200株を、同社の筆頭株主であるインボイスRMより取得した。ジャパン・シングルレジデンス投資法人(東京都港区)の投資信託委託業者である。ダヴィンチ・アドバイザーズは、今回の取得により、かねてより参入意図を表明していたレジデンシャル・リート分野の一つへ参入するという。

■大和ハウス工業とユニクロが業務提携
 大和ハウス工業(大阪市北区)とユニクロ(山口県山口市)は、ユニクロ店舗の出店に関わる業務提携協定書を締結した。両社は長年にわたって、ユニクロ店舗の出店において協力関係を築いてきたが、今回の協定で、関係をより強めることとなる。具体的には大和ハウス工業がユニクロの店舗開発を協力に支援し、流通店舗事業の業容を拡大。またユニクロは成長エンジンと位置づける大型店を主力とした、店舗開発の実効性を高めるという。

■東急リバブル、ケータイサイトをオープン
 東急リバブル(東京都渋谷区)は、売買仲介、新築販売受託、賃貸仲介の物件情報を対象とした総合不動産流通サイトとして、「東急リバブル・ケータイサイト」をオープンした。同社ではパソコン上で不動産情報を提供しているが、携帯電話からのWEBサイトアクセスに対応し、外出時でも、必要な時に、そして簡単に利用することができるよう対応した。サイトではパソコンサイトと同様、毎日更新されるマンション、一戸建て、土地についての売買仲介物件、新築販売受託物件、及び賃貸仲介物件の情報が検索でき、その場で問い合わせも可能となっている。

■SBIモーゲージ、「グッド投資ローン」を開始
 SBIモーゲージ(東京都港区)は、投資用不動産に対応した全期間固定金利の住宅ローン「グッド投資ローン」を開始した。「グッド投資ローン」は、賃貸用マンションの一室や一戸建て、アパートの購入資金が対象となっており、定期的な賃料収入を得ながら資産形成をしたいという要望に応えたローンだ。固定金利であることから毎月返済額は変わらず、インターネットから手数料0円で繰り上げ返済ができ、さらに全国の顧客を対象としている。




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