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グローバル 商業ビル開発に着手 開発型SPCを活用 事業規模は約15億円
2006.11.06 16:34
グローバンス(東京都千代田区)は、開発型SPCを通じて、名古屋市中区三丁目の土地を取得し、商業ビルの開発事業に着手した。
同プロジェクトは、グローバンス初となる開発型SPC(エスストリートインベストメント)を事業主体とした開発事業であり、藤信不動産(名古屋市中区)と共同で商業ビルを開発するもので、事業規模は約15億円だ。
栄の主要通りである久屋大通り沿い、最寄り駅となる地下鉄名城線「矢場町」駅からは徒歩1分で、百貨店を中心とした商業施設も近隣に多数ある優れた立地。規模は地上9階・地下1階建て、延床面積1778・52㎡となっている。竣工は平成19年9月を予定しており、竣工後はグローバンスが運用している名古屋ご当地ファンド「マルハチファンド」への売却を目指すという。
同社は、今後も開発型SPCを活用したプロジェクトに取り組んでいく方針。