週刊ビル経営・今週の注目記事

毎週月曜日更新

三井不動産 スマートタウン「みなとアクルス」にららぽーと

2018.03.12 12:23

 三井不動産(東京都中央区)は、名古屋市港区で開発を推進している商業施設について、施設名称を「三井ショッピングパーク ららぽーと名古屋みなとアクルス」に決定した。開業は今年9月を予定している。
 同施設は東邦ガス(名古屋市熱田区)グループが主導する大規模複合再開発事業によって誕生するスマートタウン「みなとアクルス」内に立地し、街の賑わいを創出する中核機能を担う。敷地面積は約8万3200㎡、店舗棟は地上4階建て(一部2階建て)、延床面積は約12万4700㎡。市営地下鉄名港線「港区役所」駅より徒歩2分の立地である。また、市内を南北に結ぶ主要幹線道路に敷地東側で接するほか、市営バス「港区役所」など利用可能な公共交通機関も充実しており、敷地内にはバスやタクシーの発着場となる交通広場が整備される。
 三井不動産では、利用客に対し、豊かな時間を過ごすことのできる空間の提供や、出店者・従業員も満足する各種施策に積極的に取り組んでいる。ハード面では機能性とデザイン性を兼ね備えた従業員休憩室や併設のコンビニエンスストア、施設内保育園など、より働きやすい環境を整備。ソフト面では店舗の従業員採用支援のため、「ららぽーと名古屋みなとアクルス採用センター」を立ち上げ、来月14日より各店舗の求人募集を合同説明会の形式で順次実施するとしている。




週刊不動産経営編集部  YouTube