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Via-at コワーキングプラットフォーム「via-at」首都圏展開へ
2018.03.05 13:06
via―at(茨城県つくば市)は、店舗やカフェの空きスペースを活用し、コワーキングできるスペースとしてスマートフォンをかざすだけで簡単に利用することを可能にするコワーキングプラットフォーム「via―at」を2017年12月に開始したが、つくばエリアでスポットを順次拡大し、3月1日より首都圏でのオーナー募集を開始した。
同アプリ登録した利用者はワーキングスペースを求めてvia-atスポットに登録されている店舗に来店。スポットのオーナーは手のひらサイズの小型の専用受信端末をお店のカウンターに設置し、利用者がそれにスマートフォンをかざすと「自動的に利用時間がスタートした」と設定される。利用者によりくつろいだコワーキング体験をするためにドリンク提供などの特典を独自の判断で自由に工夫も可能。利用者が退店する際もスマートフォンをかざすだけで、利用時間に応じた課金情報が送信されるので、レジで会計することがない。利用実績は月ごとに集計され、オーナーは後日、その報酬を受け取るというシステムだ。
現状でつくば市内に8スポット、近日中に千葉エリアに3スポットが加わる予定で、今回募集対象としているオーナーはカフェ・レストラン・居酒屋など飲食店や住まいや自動車などのショールームやギャラリー、スタジオなどのスペースを運営・所有する企業や団体、経営者アパレルやインテリアなどのショップで店内のスペースを活用して来店促進を図りたい企業などを想定している。
同社では「ご興味のある方やスペース活用・収益化をお考えの方に向けたオーナー説明会も計画しております」としている。