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日本アジア投資 シェアアトリエ事業に投資参画

2022.08.01 11:16

 エンジョイワークス(神奈川県鎌倉市)は、日本アジア投資(東京都千代田区)との間で、神奈川県藤沢市の工場跡を活用し、クリエイターやアーティストが活動できるシェアアトリエ施設として再生する計画を推進することで合意した。同施設では、カフェなどの外部テナントの誘致も計画しており、地域に開かれた空間として運営していく方針。
 日本アジア投資は、東証スタンダード市場に上場する投資会社。これまで国内外で3300億円の累計投資実績、300社超の投資先の上場実績を有している。社会課題を解決するベンチャー企業や、その運営するプロジェクトに投資を行い、SDGs関連事業の育成に貢献すると共に収益力の向上を目指している。エンジョイワークスが運営しているシェアアトリエ事業は、「地方創生」、「事業承継」、「空き家問題」等の複数の社会課題に対するソリューションとなる点や、事業の収益性、共感投資ファンドを活用するビジネスモデルを評価したことから、今回の事業への投資決定に至った。
 エンジョイワークスは不動産特定共同事業法における3号及び4号事業者として、またシェアトリエ事業の運営者として同計画に関わる予定。




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