週刊ビル経営・今週の注目記事
毎週月曜日更新
MDORI’so初の九州拠点オープン ビル一棟をリノベーションした複合型シェアオフィス
2022.08.15 11:45
MIRAI-INSTITUTE(東京都千代田区)と、ザ・建物(東京都千代田区)は、九州初となるMIDORI.soのシェアオフィス「DAIFUKU MIDORI.so(だいふく みどりそう)」を9月中旬、福岡県福岡市にオープンする。
同オフィスは働くことだけではなく、人が集う場所を開き、異なる会社や業種ながら、時を同じくして目標に向かう仲間が自由に交わり働く場をつくる、これからの働きかた方を実践する九州初の拠点。
同オフィスにはコミュニティオーガナイザー(コミュニケーションスタッフ)が常駐しており、メンバーの直接的なサポートのみならず、メンバー同士を繋ぎ、関係を紡いでいくサポートを行うことで、働く場を通じた新しい繋がりや価値の共有を経てコミュニティを醸成している。
同オフィスは、5階建の一棟をまるごとリノベーションし、カフェ&ライフスタイルストアやギャラリーを備えた、街に開かれたシェアオフィス。1階には、新業態のカフェ「PPP(Parkside/People/Party)」がオープン。ショップではロサンゼルス発フレグランスブランド「P.F.Candle Co.」や食の多様な嗜好に応えるやさしいヴィーガンアメリカン・クッキーが人気の「ovgo Baker」などが並ぶ、初業態のカフェが出店。2階はギャラリー、3階から5階がシェアオフィスとなる。また今回のオープンに伴い、福岡外に拠点があっても福岡に拠点を位置づけることができるクラウドプランをメンバーシッププランに追加した。登記や郵便の受取などに対応し、福岡で働く時には会議室やカフェをメンバー価格で利用できるプラン。
同オフィスは、福岡で活動するスタートアップやベンチャー企業にワークスペースとしての機能はもちろん、一つのコミュニティとして活用されることを期待している。