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「大学生×社会貢献」テーマに交流会開催　豊島区内の4法人が提案　学生がその場で参画決める

2022.08.15 11:51

　サンシャインシティ（東京都豊島区）の共創空間で今月１日、「としまの広場～学生×企業の社会貢献マッチング交流会～」が開催された。
　交流会は「大学生×社会貢献」をテーマに、大学生のキャリア自律を経験学習で支援する取り組み。ＮＰＯ法人のブランディングポートととしまＮＰＯ推進協議会の共催で開催し、当日は全国の大学から３０名以上の学生が参加した。ブランディングポートが提供する経験学習プログラム「Ｂ-ＣＡＭＰ」の一環で実施され、数カ月に及ぶ準備期間を経て、大学生６名が主体となり全ての企画運営を実践し実現。リーダーとして企画に参加した明治大学３年の坂倉琴音氏は「人と関わりながら地域活性化に貢献したいとの思いから、イベントを企画しました。学生と企業が繋がることで、豊島区の地域活性化における新たな出会いの場が生み出せたと強く感じており、今後もこの様な機会を継続し企画していきます」と笑顔で語った。
　当日はサンシャインシティ、マテックス、テラコヤ、としまＮＰＯ推進協議会の豊島区内の４法人が参加。学生との協働を目指す社会貢献プロジェクトの概要を各々提案し、学生がその場で参画を決める等の交流が生まれた。参加したとしまＮＰＯ推進協議会の柳田好史代表理事は「学生と企業による社会貢献のマッチングで大きな成果があったと思います。現状のコロナ禍において大学生の社会参画が困難な条件でありながら、皆意欲は高く、今後も継続開催の意見が多くありました。参加した学生は今後各人が希望する社会貢献イベントに参画し、社会貢献の実践的経験値を重ね学習していくことになります。若者参加型の新たなイベント創出効果が期待される新事業と思えます」と語った。