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「フロントプレイス四谷ビル」物件概要発表 オフィス入居者専用の屋上庭園テラス整備

2022.09.12 11:10

 千歳コーポレーション(東京都千代田区)と三菱地所(東京都千代田区)が開発中の「フロントプレイス四谷ビル」の物件概要が発表された。竣工は2023年1月を予定している。
 立地はJR中央・総武線、東京メトロ丸ノ内線、東京メトロ南北線「四ツ谷」駅徒歩8分、東京メトロ丸ノ内線「四谷三丁目」駅徒歩3分。「新宿」駅まで5分、「東京」駅まで13分の、3駅4路線利用可能な武蔵野台地の高台に位置する。
 同ビルは、敷地面積約1437・06㎡、延床面積約8514・51㎡、事務所貸室面積約4656・31㎡、鉄骨造(地上)、鉄筋コンクリート造(地下)、地上10階地下1階のオフィスビル。
 共用部は、白を基調としたシンプルなデザイン。1フロア約200坪のオフィスフロアは、天井高2800mm、個別空調、非接触式カードリーダー等、BCP対策も兼ねた設備を備える。屋上には、オフィス入居者専用の屋上庭園テラスを整備。社員間の交流の場等に、活用できる。
 セキュリティ対策としては、専用室扉は非接触カードシステムを採用。室内には機械警備用パッシブセンサーも設置した。
 各階共用部にも、機械警備用のセンサーを設置。一定時間が経過すると自動でフロアセキュリティがかかる。また、全フロアテナントが警戒警備をかけた後、一定時間が経過すると自動で全館の機械警備セキュリティがかかる。
 一般停電時の共用部対応としては、4分の1程度の照明、換気設備、一部のトイレなど最低限の衛生動力への供給を用意。また、専有部向けとして電灯・コンセント電源な15VA/㎡を確保する。




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