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東京建物 サステナブルなまちづくりへの取り組み強化 歌手のAIさんをパートナーに発信強化・活動促進プロジェクト開始
2022.10.03 11:40
東京建物(東京都中央区)は「サステナブルなまちづくり」に関する取り組みの発信強化や活動促進を目的とした新しいプロジェクト「DO for Sustainability with 東京建物」を始動。先月22日には記者発表会が行われた。
課題解決と成長の両立「次世代デベロッパー」へ
今年で創業126年を迎える東京建物は、日本で最も歴史ある総合不動産会社として、時代のニーズに合わせた多様な不動産開発事業を展開。グループ一丸となって様々な地域の魅力と価値向上に取り組み、豊かな社会づくりに貢献している。現在は2030年頃を見据えた長期ビジョンにおいて、事業を通じて社会課題の解決と企業としての成長をより高い次元で両立する「次世代デベロッパーへ」を掲げ、その実現に向けて邁進している。SDGsの達成を社会からの要請ととらえ、着実な利益成長と、様々な社会課題の解決によってSDGs達成を目指している。
今後、こうした「サステナブルなまちづくり」に関する考えや取り組みの発信を強化し、東京建物の企業姿勢や事業を通じた社会課題の解決及び持続可能な社会の実現に向けた取り組みを様々な形で知られる機会を創出することで、ステークホルダーの人々と一緒に一層活動を促進していきたいと考え、「DO for Sustainability with 東京建物」をスタートするとした。
ロゴマークはプロジェクト名の「DO」という掛け声をモチーフに、大地に見立てた「DO」の上に、人や街、自然をモチーフにあしらって、このプロジェクトに込める思いを表現している。
発表会の冒頭で代表取締役社長執行役員の野村均氏は「プロジェクト名の『DO for Sustainability』という言葉には、人や街、地球に寄り添いながら、未来に向かってサステナブルな街づくりを一つずつ実践していこうという思いを込めています。この言葉が、当社グループの社員は勿論、まちづくりに関わる皆様の合言葉になってくれることを期待しています」と話す。
発表会の中盤には、同プロジェクトのサステナビリティパートナーに就任したアーティストのAIも登場。プロジェクトの今後に一層期待がかかる。