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三井不動産 ロンドン・メイフェアで大規模開発 「サウスモルトン・トライアングル」プロジェクトに参加
2022.10.17 10:50
三井不動産(東京都中央区)は、英国子会社Mitsui Fudosan(U.K.)LTD(英国三井不動産)を通じ、英国の大手不動産開発・投資会社であるGrosvenor(英国ロンドン市)と共同事業契約を締結。英国ロンドン市ウエストエンドに位置するメイフェア地区の大型複合開発事業「サウスモルトン・トライアングル」プロジェクトに参画する。着工は、2023年を予定している。
同プロジェクトが位置するメイフェア地区は、ハイドパークやグリーンパークといった王立公園の豊かな緑に隣接し、地元行政のシティ・オブ・ウエストミンスターから街並保全地区に指定されている。歴史的な街並みや交通利便性の高さから、商業、オフィス、ホテルなどにおけるロンドンで最もプライムなエリアの一つとなっており、世界中から人、企業、ブランドなどが集積している。
同プロジェクトで建設される建物の総延床面積は約2万4000㎡。オフィス、商業、住宅、ホテル用途の南街区と北街区の2つの街区で構成される大規模複合開発だ。
計画建物を含む同プロジェクトは、英国の大手設計事務所であるホプキンス・アーキテクト社によってデザインされる。メイフェア地区の歴史的な特徴を強化するため、既存建造物のファサードを保存し、多くの人に愛され続けてきた100年以上の歴史をもつパブの改装を含む地域のランドマークを保持しながら、より緑豊かで快適かつ歩行者に優しい公共空間を整備する。