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東京・飯田橋で大規模複合開発が始動 駅直結のオフィス・住宅・商業施設用途の複合ビル開発

2022.10.17 11:02

 三菱地所(東京都千代田区)、三菱地所レジデンス(東京都千代田区)、大和ハウス工業(大阪市北区)、清水建設(東京都中央区)は、「飯田橋」駅東地区にて権利者と推進している「飯田橋駅東地区第一種市街地再開発事業」で、東京都から市街地再開発組合設立の認可を受けた。着工は、2023年度を予定している。
 同プロジェクトは「飯田橋」駅東口の地下と地上、その先に広がる街区をつなぐ役割を、滞留空間となる駅前広場の形成・貫通通路の設置等により目指す。また、周囲に歩道上空地を整備し、敷地の各所に溜りスペースとなる広場を設けることで、安全に通行できる歩行者ネットワークを形成し、「飯田橋」駅東口周辺の回遊性向上に寄与する。加えて、防災機能の強化として、地下広場を一時滞在施設として整備。
 同プロジェクトを通じて安全な歩行者ネットワークの整備、広場空間の新設、防災機能の強化等を図っていく。また、「飯田橋」駅東口周辺の賑わいやネットワークを強化する。
 業務施設部分は、延床面積約4万6500㎡、地上26階地下2階塔屋2階建て。「飯田橋」駅直結の高いアクセス性と各フロア約1400㎡超の貸付面積を有する高機能オフィス、住宅部分は都心主要駅への利便性が高い、上質な都市型住宅を計画。




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