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「ノード日本橋安田ビル」着工 安田不動産が日本橋小網町で中規模オフィスビルを開発
2022.10.31 10:42
安田不動産(東京都千代田区)は、東京都中央区日本橋小網町で開発を推進してきた「(仮称)日本橋小網町計画」が2022年10月17日に着工し、施設名称を「ノード日本橋安田ビル」に決定したと発表した。竣工は2024年5月を予定している。
「ノード日本橋安田ビル」は敷地面積414・69㎡、延床面積3360・52㎡、鉄骨造地上12階のオフィスビル。開発地は東京メトロ日比谷線・都営浅草線の「人形町」駅徒歩4分、東京メトロ銀座線・半蔵門線「三越前」駅徒歩5分を含む、6駅6路線が利用可能。また、都営浅草線「人形町」駅、「水天宮前」駅直結の「T-CAT(東京シティエアターミナル)」から、羽田空港・成田空港へもスムーズにアクセスできる立地だ。
周辺は江戸の時代から商業・文化の中心地として発展を続けてきた日本橋エリア。江戸時代には日本橋川に面し水上交通の要所として栄え、現在も主要道路の交差点としてその面影を残す日本橋小網町界隈には、江戸時代から現在に至るまで多くの商店・問屋が立ち並び、栄えてきた。安田不動産では「ヒト・モノ・コトが集まってきたこの地から、新たな価値を創造・交換・発信する結節点(ノード)を創出する」としている。
建物全体のデザインは、材料本来の「素地」を生かした質感で統一。2面開口で開放的な専有部(約70坪)では、自由な内装を可能とするスケルトン仕上げを採用する。入居する各企業様の次のステージへの成長に寄り添い、自由なスタイルと自社ブランディングの構築を許容するオフィスを提供する。