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「所沢」駅前に150店規模の商業施設 24年秋開業へ向け「所沢駅西口開発計画」着工

2022.11.07 10:42

 西武鉄道(埼玉県所沢市)と住友商事(東京都千代田区)は、「所沢駅西口開発計画」を今月着工する。開業は2024年秋を予定している。
 同計画は「所沢」駅西側の西武鉄道所沢車両工場跡地を含む約3万4000㎡で推進中の、商業施設の開発計画。店舗面積約4万3000㎡の規模で、商業フロア4層に約150店舗のテナントを集積し、約1700台の駐車場を設置する。
 都市と郊外の2つの魅力を享受できる「所沢スタイル」の創造・発信がコンセプト。1階は、人と環境に配慮した次世代型のデイリーライフマーケットフロアと、ゆったり過ごせる食ゾーン空間。2階はファッション・ライフスタイルフロア。パブリックビューイングやライブの映像配信など多様な使い方ができる施設の顔となる空間。3階は、ファミリー向けのテナントフロアで、家族で時間を過ごせる空間。4階は、屋上広場と室内空間が一体となったレストランフロアと、映画以外のコンテンツ上映も可能なフレキシブルに活用できる映画館を併設する。
 「所沢」駅からは2階のデッキで接続され、施設外周部は歩道を整備。駅利用者だけでなく、周辺居住者の交通安全にも配慮した歩行者ネットワークを構築する。




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