不動産トピックス
ビル業界ミニトピックス
2018.02.19 16:32
■港区赤坂の「東京ミッドタウン」は4月20日から5月27日までの期間限定で「MIDTOWN OPEN THE PARK 2018」を開催する。新緑が映えるミッドタウン・ガーデンにて、約80体のアートこいのぼりや長さ約25mの巨大こいのぼりを楽しめるゴールデンウィークイベントを中心に、ミッドパークヨガなどが行われる。
アートこいのぼりの展示は4月20日から5月6日。アートディレクターの浅葉克己氏や佐藤可士和氏など、国内外のアーティスト約80名が「子どもの成長を願う」をテーマにオリジナルこいのぼりを制作した。また5月3日から6日には全長約25m、直径約2・5mの色鮮やかな友禅染めの巨大こいのぼりが登場する。普段は見上げるこいのぼりを「くぐる」という体験が人気を呼び、昨年は約3万人が訪れた。
他にも日本グラフィックデザイナーによるオリジナルピクニックシートが展示され座ったり、寝転んだりと開放的な気分を味わえる。都会とは思えない豊かな緑の中、初夏の風を感じながらのんびり過ごしたい人におススメのイベントだ。
■栃木県宇都宮市の馬場通り3丁目で、現在「宇都宮市大手地区市街地再開発事業施設建築物新築工事」が行われている。同工事は住友不動産(東京都新宿区)、フージャスコーポレーション(東京都千代田区)、大和小田急建設(東京都新宿区)の3社が参加組合員として参画する事業。大和小田急建設はフジタ(東京都渋谷区)と経営統合したため、現在はフジタが参画。開発はJR「宇都宮」駅西口から伸びる大通り沿いの交差点角地で行われ、地上31階地下1階、総戸数239戸、高さは約108mの高層マンションが建つ予定。
「宇都宮」駅西口向かいに立地するつちや(栃木県宇都宮市)代表社員の小林毅氏は「利便性の高さと性能の良さ、更に次世代を感じさせる意匠性も加わるため、運用され始めれば『街のシンボル』にもなると思います」と語る。
■首都圏数カ所で貸ビル経営を行っている電子機械サービス(東京都千代田区)の代表取締役・福永忠男氏。御年82歳だがコンピューター関連のメンテナンスサービスを主業とする一方で、昨年も次々とビルを取得し運営にも勤しんでいる。バイタリティー溢れる福永氏のモットー、それは実に明快で奥が深い。
「昔から未来を考えすぎないことを心がけています。だって5年、10年先のことなんて誰にも分からないではないですか。仕事の面において未来を予測することは大事ですが、考えても半年先…一番大事なのは今日と明日です」(福永氏)
酒は飲まず、タバコも「ずいぶん昔にやめた」という。健康そのもので、“いま”を精いっぱい生きる姿勢こそが福永氏のパワーの源だろう。