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富士通/富士通フロンテック 手のひら静脈認証装置を小型化
2018.02.19 16:57
富士通(東京都港区)と富士通フロンテック(東京都稲城市)は13日、業務システムやオフィス機器の本人認証などに容易に適用できるオールインワン型の手のひら静脈認証装置「FUJITSU 生体認証 PalmSecure Connect(パームセキュアコネクト)」を販売開始した。
同製品は、手のひら静脈センサーだけでなく、OSやミドルウェア、タッチパネルディスプレイなどを一つの筐体に搭載した手のひら静脈認証装置。手のひらの静脈データを統合的に管理・運用する富士通の認証サーバとの連携や認証処理を行う機能などを実装しており、これにより、業務システムやオフィス機器に容易に手のひら静脈認証機能を付与することが可能となり、セキュリティ強化や利便性の向上を実現するもの。
またオールインワン型の小型装置は新たに開発した手のひら静脈センサーを搭載しており、USBポートだけでなくオプションで2つのLANポートを内蔵することで、本装置をオフィス機器と認証サーバを接続するためのハブとして利用することも可能。さらに電源内蔵型のため、ACアダプターが不要という利点もある。
出荷時期は4月を予定している。