不動産トピックス
【第24回不動産ソリューションフェア見どころ紹介】パネルディスカッション「もう”どこにあるの?”なんて言わせない!”大塚のマッチ売りの少年”と”巣鴨の木こり”」
2022.11.21 15:06
パネルディスカッション「もう”どこにあるの?”なんて言わせない!”大塚のマッチ売りの少年”と”巣鴨の木こり”」
11月30日13:00~13:50 B会場
これまでのセミナーとは大きく異なる、地元の街や多様性を真剣に考える参加型のパネルディスカッションが行われる。その名も「もう“どこにあるの?”なんて言わせない!“大塚のマッチ売りの少年”と“巣鴨の木こり”」だ。
パネリストは地元豊島区の山口不動産 代表取締役CEOの武藤浩司氏と、RYOZAN PARK代表の竹沢徳剛氏。山口不動産はJR「大塚」駅周辺において、自社目線での「面白い」や「楽しい」にプライオリティを置いた街の活性化「再華再誇(さいかさいこ)事業に取り組んでいる。同社は駅北口周辺に「ba」と命名した不動産を複数棟所有。現在まで「ba01」~「ba 07」まで開発してきた。だが不動産賃貸業や仲介事業等はビジネスの核としておらず、メーンは再華再誇事業。“まちの体温をあげる”を意識したイベントや催しを積極的に行い、今までに無かったイメージの形成や来街者の誘致に実績を持つ。
一方RYOZAN PARKは、オフィス、レジデンス、スクールを3つの柱とする共同体。「より豊かな人生はシェアからはじまる」という哲学をもとに、様々な人々の温もりとエネルギーが交差する共同体として誕生した。巣鴨・大塚でコワーキングスペースやプライベートオフィスを展開し、国籍や人種、セクシャリティを問わず、多様な人々が参加する。マイノリティを応援しながら、コミュニティ形成と言うよりも、「村」と呼ぶことや「村を育む」といったことを行ってきた。
双方の活動は、単なるビル経営や不動産事業と絡めたまちづくりとは違う。前述する「まちの体温をあげる」や「村を育む」といった視点で、魅力の形成や同じ認識の人を呼び込むことに繋げてきた。今回のセミナーでは、その様な取り組み事例が一部紹介されるだろう。だが、事例紹介だけのセミナーは想定していない。聴講者も参加する、意見を述べることを想定した、言わばトークセッションに近いことが行われるであろう。
武藤氏は「ただ聞くだけのセミナーを行うつもりはありません。我々から質問をしますので、事前に『参加する気持ち』と『準備』をお願いします」とのこと。