不動産トピックス
【第24回不動産ソリューションフェア見どころ紹介】出展 あかりカンパニー 採光ブランド「アカリナ」展示 照明・空調の電力負荷削減 中長期的な省エネに
2022.11.21 14:47
インテリア工事会社として1970年創業のあかりカンパニー(岡山市中区)は、採光ブラインド「アカリナ」を製造・販売している。今年も展示会ではアカリナを展示する。
アカリナは従来のアルミブラインドと違い、自然光の活用で室内空間を明るくし、かつ遮熱効果による快適さも実現した。電力を使用せず自然光のみ。環境にやさしい次世代のブラインドである。独自の特殊フィルムを採用した光透過型のスラット(羽根)により、窓から様々な角度で入る太陽光を透過・拡散。拡散は均等に行われるため面全体が発光し、直線的な太陽光は柔らかな光に変わる。強い眩しさは感じず、ブラインドを使用した状態の「薄暗いオフィス」を明るく改善させる。また折れない弾力のある素材なため、手を傷つけることや折れて劣化なども防ぐ。
照明・空調などの電力負荷の削減にも最適だ。アカリナは日射熱を84・4%ブロック。直射日光で暑い部屋の設置に適しており、昨今のESG対策や高騰する電力エネルギーの対応にも優れている。LEDに調光センサーを取り付けてコントロールするなど、活用方法次第で効率を更に上げることも可能。「省エネ化」を意識する不動産会社やビルオーナーでの採用も進み、今後は他ビルとの差別化やバリューアップアイテムとしても注目されるだろう。
代表取締役の渡辺勝利氏は「夜間に映像を投影させるデジタルサイネージとしても活用できます。室内側からプロジェクターを使用し映像を映すだけで、ブラインドであるアカリナが投影用のモニターの役割を果たすからです。室外から観れば鮮明に投影され、一般的な液晶モニターよりも安価で大型のデジタル広告になる点も魅力でしょう」と語った。
アカリナがどの様な商品なのかは、会場に行けば良さも含めて把握できる。展示会場で実物を体験し、中長期的な目線で省エネ化を意識して導入してはどうだろうか。