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百戦錬磨/浦添市 遊休物件の民泊化推進・地域振興で協定
2018.02.19 17:04
百戦錬磨(仙台市青葉区)は13日、沖縄県浦添市と民泊推進による地域振興を目指す連携協定を締結した。本締結は、百戦錬磨が提供する民泊サービスと、浦添市内の外国人住宅ほかの空き家・空き店舗などの遊休資産を活用し、地方活性化推進の加速を図ることを目的としている。
百戦錬磨は自社運営サイト「STAY JAPAN」にて、東京・大阪などの都心部のマンション・一軒家などを活用した民泊から、地方の古民家・宿坊・農林漁家体験民宿など、すべて自治体の許認可を受けた施設による新たな宿泊の選択肢を提供している。特に沖縄県においては、2014年より子会社のとまれる沖縄(沖縄県那覇市)を設立し、現地での合法民泊コンサルティングや施設運営サポートなど、民泊サービスの一貫したソリューション提供を行っている。
百戦錬磨は今後、浦添市の提唱する「合法民泊推進都市」を基にした協力を行い、正しい民泊の普及を進めた上で、同市内の外国人住宅や空家・空店舗などの遊休資産を活用し、これまでの沖縄観光イメージである自然や琉球文化伝統のみに依存しない、「ディープな暮らし体験」ができる「全く新しい沖縄の滞在スタイル」の提供を目指す。また、それを更に具体的且つ強力に推し進める地元組織として推進体制構築を目指し、沖縄県内はもちろん、全国的な先進モデルの構築を進めていくとしている。
今回の浦添市との地域連携協定は、百戦錬磨として2017年5月の徳島県および美馬市との提携に続く2例目。今後も、観光ポテンシャルを持ちながら宿泊施設の不足している地域において民泊を活用し、地域課題を解決するとともにその地域ならではの魅力発信を行うための地域連携協定を全国的に進め、新たな観光需要の創造を行っていく。