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NTT都市開発 大手町と秋葉原に保育園併設シェアオフィス 新しい働き方の構築目指す

2018.02.19 17:25

新しい働き方の構築目指す
 NTT都市開発(東京都千代田区)はシェアオフィス事業(サービスブランド名:『LIFORK(リフォーク)』)を立ち上げる。シェアオフィス施設を設置するのは、旗艦ビルの「大手町ファーストスクエア」および「秋葉原UDX」内に、それぞれ「LIFORK大手町」「LIFORK秋葉原」。両施設内に企業主導型保育園「ワイナKids保育園」を順次開園する。
 「LIFORK大手町」は、「Creative Platform~自分らしく、はたらく、つながる~」をコンセプトに、コンシェルジュサービス付きの多様なワークスペース(ラウンジ、デスク、ブース、ミーティングルーム、シェアオフィス・プロジェクトルーム)、会員向けセミナーや期間限定サービス等が行われるイベントスペース、自転車通勤をサポートするロードバイク用室内駐輪スペースやシャワースペース、自分の子供の近くで働くことを叶える保育所などの環境を提供する。生産性の高い働き方、自分らしい生き方をするためのスペースとサービスを提供し、会員一人ひとりの自己実現・成長を支援していく。
 「LIFORK秋葉原」は「カウンターカルチャーの聖地で、はたらく、あそぶ」をコンセプトに、世界的観光スポットとなった秋葉原の中心地で、「WORK」に集中することができる「ワークルーム」、「WORK」の合間の「LIFE」を実現する「リビングルーム」、「LIFE」と「WORK」の様々なスタイルを利用できる「スタイルルーム」(キッチンルーム、クリエイションルーム等の5種類のレンタルスペース)、子供の近くで働くことを叶える保育所などを提供する。
 保育所はNTTグループやNTT都市開発保有ビルの入居者のほか、近隣のビルに勤める人も利用可能。登園・降園時の手続きをスムーズにする「登降園管理システム」や、「顔認証セキュリティ」の導入などICTの活用で利用者の利便性向上を図るとしている。 




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