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高砂熱学工業 クラウド化でエネルギー分析がより安価に

2018.02.12 10:40

「GODAクラウドサービス」本格化へ
 施設管理者にとって省エネルギー化への追求は尽きない。ビルメン業界でもエネルギー管理に注目が集まるなかで、高砂熱学はクラウドサービスの本格展開を発表、工場や大型オフィスビルがターゲットとなる。英語対応もあり、国内だけでなく海外市場への展開にも積極姿勢を見せる。

 高砂熱学工業(東京都新宿区)は5日、平成29年度省エネ大賞「省エネルギーセンター会長賞」を受賞した「GODAクラウド」を企業・施設のエネルギー管理者の省エネ推進のサポートツールとして提供する「GODAクラウドサービス」の本格展開を開始すると発表した。3カ年の中期経営計画の最終年にあたる2019年度末までに500施設との契約を目指す。
 このツールはこれまで提案用の業務ツールとして使用してきて、すでに約200施設において運用分析に用い、数多くのソリューションを実践してきた。そこで得た設備運用の知見や分析手法を「GODAクラウド」の機能に反映し、分析ツールとしての競争力を継続的に確保してきた。
 これまでの業務ツールをクラウドサービス化することにより、施設管理者が安価かつスピーディに導入することが可能となり、また英語か対応によりさらに提供範囲を広げていく。
 今回の本格展開と合わせて、今後は現在整備中の建物データを一元管理する情報処理プラットフォームと連携し、データを活用した新ービスを創出しユーザーに「省エネ+α」を提供していく計画だ。




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