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東京急行電鉄 4月1日付で社長交代へ 高橋取締役専務執行役員が昇格

2018.02.12 10:55

 東京急行電鉄(東京都渋谷区)は8日に記者会見を開催。現代表取締役社長社長執行役員の野本弘文氏が4月1日付で代表取締役会長になること、そして新しい代表取締役社長社長執行役員に高橋和夫氏(現取締役専務執行役員)の就任が発表された。
 野本氏は「昨年70歳という節目を迎え、社長就任から7年、2度にわたる中期経営計画を行ってきました。当時掲げた計画を概ね達成できたものと考えています」と話したうえで、「100周年の2020年に向けて、4月から始まる中期経営計画は現在、高橋氏が中心となって作成中です。これまで2回の中期経営計画を支えてくれた高橋氏の舵取りが最適ではないかと考え、今回の決定に至りました」と明かした。
 高橋氏は今回の次期社長就任に際して「話があったのは年明けで、迷いもありましたが引き受けさせて頂きました。自然体で臨んでいきたい」と意気込みを話した。なお野本氏は2016年から現任の東急グループ代表は継続する。
 これまでの路線を継続発展させていくなかで、高橋氏のカラーをどのように出していくか。今年4月に発表される新中期経営計画に注目したい。




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