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<新プロジェクト>八王子駅南口地区市街地再開発組合 八王子南口に40階、超高層複合ビル開発 総事業費は約342億円

2006.08.14 16:49

 八王子駅南口地区市街地再開発組合(八王子市子安町4-7-19)が、8月8日、設立認可された。
 再開発の対象は、八王子子安町1丁目・4丁目及び旭町の各地内。中央線・横浜線・八高線が乗入れ多摩地域の重要な交通結節点となっているJR八王子駅の南口に位置し、八王子市マスタープランに高次都市機能の拡充と魅力ある都市環境の形成を図る拠点として位置付けられている。
 このような立地特性を生かし、同事業により、交通結節点の機能強化及び歩行者空間の形成を図るとともに、都市中心拠点にふさわしい商業・業務・文化・住宅などの複合核を創出、多機能空間の編成及び周辺地区の活性化を図る。
 事業の名称は、「八王子都市計画 八王子駅南口地区第一種市街地再開発事業」。地区面積は約2haで、地上40階地下2階、高さ約157m、延床面積約9万3900㎡のビルを建設する。主な用途は、住宅(約300戸)、店舗、業務、公共公益施設、駐車場など、総事業費は約342億円だ。
 組合設立認可により法人格を得て、市街地再開発事業の施行者となり、事業に着手する。今後の予定は、平成19年7月に権利変換計画認可を受け、同年11月に着工、平成22年9月の建物竣工を目指す。




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