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LIXILとローランドが共同開発 「音」にこだわるリラックストイレ

2018.02.05 11:35

 LIXIL(東京都千代田区)はローランド(浜松市北区)と共同で、「音」にこだわったトイレ用音響装置「サウンドデコレーター」を開発した。同製品は今月1日よりLIXILから販売されている。
 この「サウンドデコレーター」は、「シャワートイレ」発売から半世紀を迎えた同社がさらに快適なトイレ空間を提供していくにあたり「音」に着目。40年以上にわたり独自技術で最先端のサウンドを追求してきた電子楽器メーカーであるローランドと共同で開発したものである。現在では電子楽器のみならず、電気自動車の走行時のサウンドなど、異業種分野とのコラボレーションにより音を通して「ワクワクさせる」提案を行うローランドの技術により、トイレでの安心感とリラックス感を実現するよう最適な調整を施している。
 また、トイレ使用時の音の周波数帯域を細かく分析し、トイレの使用時の音を聞こえづらくする「マスキング効果」を発揮した音源を搭載。「音」に徹底的にこだわった「せせらぎ音」により、安心感とリラックス感を味わえ、さらに、トイレ使用者のプライバシーを守る目的での無駄な洗浄を防ぎ、大幅な節水に繋がるという。




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